アクション 短編

カリフォルニア1969

絶縁宣言 2020/09/03 公開 2020/09/03 13:41 更新

あらすじ

2020-08-08「Pixiv」にて投稿した作品を転載する。
[あらすじ]「僕」はカラシニコフを持っている。標的として設定された「空の酒瓶」を頭に乗せた人間を殺すためだ。銃はどこからともなく送られてきて、標的を撃つことで報酬を得ることができる。銃の扱いについては講習もあるのだが、どういう仕組みなのかは一切が謎に包まれていた。

 銃はすべての市民が持っているわけではなく、学校では主人公の隣の席の女子だけが持っていた。彼女は銃を持つということを特権的に考えていて、新たな銃を購入するほどだった。

 突如担任の教師が「空の酒瓶」を載せた人間になってしまい、彼女が射殺したために午後の授業は流れた。主人公は躊躇いなく標的を撃つ彼女に、銃が送られてくる理由や、仕組みについての疑問を打ち明けるが、彼女は「第三の男」を例に出し、「観覧車の上から見れば、どんな人間も点に見える。撃てば高額の賞金がもらえる無数の『点』を撃つことについて『悩む』のか」と尋ねる。

 それでも制度について疑問を捨てきれない主人公は、その銃を得たであろう人々の中で、「空の酒瓶」以外を撃った人間が報道されていないという点から切り込むと、彼女は「自分がやってみたら」と主人公を唆す。

 主人公は唐突に標的を切り替えて、目の前のクラスメイトを撃ち殺す。撃てば煙のように消えてしまう人間と違って、彼女はその場に倒れ伏す。彼女の死こそが、「空の酒瓶」たちの非現実的さとのアクセントになっていた。

 しかし、彼女は突然何事もなかったかのように立ち上がると、主人公の両手を握って狂喜する。彼女は主人公に「現実へようこそ」と言い、主人公に地上を見下ろすように言う。

 下校し始める無数の生徒たちは点には見えなかった。しかし、全員の頭の上に空の酒瓶があった。クラスメイトは「空の酒瓶を載せた人間を撃つこと」という暗黙の了解を破ったことで、主人公が現実に目覚めたと喜んでいるのだ。主人公は、咄嗟に自分の頭に手を伸ばすも、彼女と同じく自分の頭には何もないことを悟る。

ポイント

総合ポイント 24
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 2291.7% ブクマ×2 28.3%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/31〜11/06(7日間)
ブクマ 1+0(7日間)
2 1 0 10/31 11/03 11/06
評価ポイント 22+0(7日間)
23 22 21 10/31 11/03 11/06

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/06 1 ±0 22 ±0
11/05 1 ±0 22 ±0
11/04 1 ±0 22 ±0
11/03 1 ±0 22 ±0
11/02 1 ±0 22 ±0
11/01 1 ±0 22 ±0
10/31 1 ±0 22 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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