ハイファンタジー 連載中・全18話

俺の店だけ、世界のルールが違う ~魔王も勇者も、当店ではお客様です~

shutaro 2026/10/17 公開 2026/10/24 10:21 更新

あらすじ

異世界に転生した俺、レオンには、剣の才能も魔法の才能もなかった。

勇者になれるわけでも、魔王を倒せるわけでもない。

だから俺は、辺境の町で小さな雑貨屋を開くことにした。

目標は一つ。

誰かに「お前がいてくれてよかった」と言ってもらえる場所を作ること。

ところが、開店三日目。

店に現れたのは、世界を恐怖に陥れているはずの魔王だった。

「食事を頼む」

「いらっしゃいませ。何名様ですか?」

「……三千人だ」

魔王軍三千人分の食料を注文され、俺の平穏な店主生活はあっさり終わった。

さらに、魔王を追ってきた勇者が店に乱入。

しかし、俺が店内に貼った二枚の紙が、世界の常識をひっくり返した。

『店内での盗みは禁止』

『店内での暴力行為は禁止』

どうやら、この店の中では、俺が決めた規則が世界の理より優先されるらしい。

魔王の魔法も、勇者の聖剣も、店内では規則に逆らえない。

ただし、店の外では普通の世界に戻る。

食料を仕入れるのも、商人と交渉するのも、借金を返すのも、仲間を守るのも、全部俺自身の仕事だ。

便利な力はある。

でも、何でもできるわけじゃない。

だからこそ、俺は商売をする。

魔王軍に食料を売り、勇者に返品を受け付け、凄腕の剣士を雇い、種族を問わず客を迎える。

やがて小さな雑貨屋には、王族も大商人も、伝説の冒険者も訪れるようになった。

誰もが恐れる魔王でさえ、この店では一人の客にすぎない。

だが、店が有名になるにつれ、世界はその力を放っておかなくなった。

王国は店を手に入れようとし、大商会は商売を潰そうとし、正体不明の勢力は店そのものを奪おうとする。

俺は世界を救いたいわけじゃない。

ただ、自分の店を守りたいだけだ。

ここでは、強い者も弱い者も、魔族も人間も、王様も冒険者も、同じ客として迎えられる。

だから今日も、俺は扉を開く。

「いらっしゃいませ。当店では、すべてのお客様を歓迎しております」

ただし
店内で暴れるお客様は、お断りです。

ポイント

総合ポイント 16
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1062.5% ブクマ×2 637.5%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
3
感想
0
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/25〜10/31(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/25 10/28 10/31
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/25 10/28 10/31

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/31 3 ±0 10 ±0
10/30 3 ±0 10 ±0
10/29 3 ±0 10 ±0
10/28 3 ±0 10 ±0
10/27 3 ±0 10 ±0
10/26 3 ±0 10 ±0
10/25 3 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…