異世界恋愛 短編

目覚めの三日間、魔法が生まれるとき

水野虹仁 医療系異世界恋愛ファンタジー 2026/09/13 公開 2026/09/13 19:30 更新

あらすじ

辺境伯爵家の次女・ルーシェ・アルヴァンは、生まれつき「魔力ゼロ」とされてきた。貴族社会では魔力のない者は肩身が狭く、婚約破棄も経験した。家族から王立医術院に送られたのは「潜在型かもしれない」という最後の望みからだった。でもルーシェ自身は、期待しないようにしていた。
医術院のZGA術師・ファル・ノクティスの診察で、ルーシェは「潜在型、ZGA可能性あり」と診断された。眠っているだけで、魔力はある。三日間の覚醒期(ZGA)を乗り越えれば、魔力が定着する。ファルが「やるか」と問い、ルーシェは「はい」と答えた。
一日目。表層の魔核核に刺激が入り、微弱な反応が出た。手のひらに小さな光の粒。すぐ消えたが、ファルが「出たことが重要だ」と言った。その言葉が、ルーシェの中で何かを変えた。
二日目。嵐のような日だった。高熱と意識の混濁。過去の記憶が押し寄せた。「魔力がない」と言われ続けた十九年。婚約破棄。家族の視線。「必要のない子」という言葉。ファルが傍を離れなかった。術を送り込み続け、名前を呼び続けた。危機の頂点で、ルーシェは叫んだ——「私はここにいる」。その瞬間、魔核核が全開放に向けて動き出した。二日目の夜明け近く、熱が引いた。ルーシェはファルの手を握っていた。
三日目。定着の日。ルーシェが「魔力のなかった自分も、自分だった」と受け入れた瞬間に、魔力が定着し始めた。ファルがルーシェの手を握り、魔核核の完成を確認した。
ZGA後、魔力ランクが予想を超えていた。ルーシェは「学びたい」と初めて自分の願いを言った。医術院の研修生として残ることになった。三ヶ月後、ルーシェの手のひらに光が灯った。今度は、消えなかった。

ポイント

総合ポイント 16
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1062.5% ブクマ×2 637.5%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
ブクマ 3+0(7日間)
4 3 2 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 3 ±0 10 ±0
10/31 3 ±0 10 ±0
10/30 3 ±0 10 ±0
10/29 3 ±0 10 ±0
10/28 3 ±0 10 ±0
10/27 3 ±0 10 ±0
10/26 3 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…