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伊諾 愛彩 2021/10/25 公開 2023/09/20 10:32 更新
篠塚椥紗は、都会の中高一貫の女子校の中学三年生。しかし、学校でのいじめをきっかけに不登校になっていた。椥紗には、片桐双葉という友人がいた。双葉は、全国模試で常に上位を取る学校からも将来を嘱望されている優秀な生徒、彼女もまた椥紗と同じで孤独を抱えていた。
双葉には、風の力があった。そして、その力を通じて、双葉は椥紗と連絡を取った。双葉が操る風、颯を通じて、椥紗と双葉は関係を深めていく。そんなとき、有名自然派ブランド、ギュフが北海道の北大屋町という田舎に雁湖学院という学校を作ることになった。椥紗が「雁湖学院に興味を抱いていること」を打ち明けたところ、双葉も受験し一緒に雁湖学院に行くと言い出したのだった。
二人は無事に合格し、入学することになった。雁湖学院は、CEO椎野真生が主導し、ギュフの社員を学校のメンターとして出向させたり、社員に特別授業をさせたり、生徒に会社の新プロジェクトを立ち上がらせてみたり、新しいもの好きの真生の性格が反映されたような学校だった。寮では双葉と同じ部屋になり、椥紗は、学校を気にいるが、入学式に行けなかったりと、いじめられた経験がトラウマに苛まれることもあった。
雁湖という場所は、妖精や精霊、神が集まるという土地で、そこには不思議な力を使う人たちも集まってきた。風を操る双葉だけではなく、風・水・炎・土の四元素の研究を行う岩下珊瑚というルームメートや、双葉に目に見えないもののいたずらが起こることを警告をした河竹律。雁湖という場所で過ごしているうちに椥紗にも、颯がより強く感じられるようになるなどの変化があった。
新しい学校という「意識の高い」考え方を取り入れつつ、ファンタジー要素で展開するモリモリの物語。変わり者少女、篠塚椥紗とよくできた少女、片桐双葉の新生活、風の物語の始まり始まり。
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