宇宙 連載中・全607話

臨界の星穹

Mr.佐藤焫焵 2026/06/28 公開 2026/10/30 21:00 更新

あらすじ

本作は SF・ミリタリー要素を主軸とした、じっくり進む百合(Slow-burn WLW)作品です。序盤は世界観の構築やメカの描写、軍校での過酷な訓練がメインとなり、二人の関係性は物語が進むにつれて深く、丁寧に描かれます。スピード感のある百合展開を求める方はご注意ください。

ホシノ、14歳。連邦軍士官学校が彼女に与えたコールサインは――〈フロスト(霜)〉。

この学校において、子供たちは兵器のように訓練され、スペアパーツのように品定めされ、そして消耗品のように簡単に使い捨てられる。
ホシノの計画はシンプルだった。目立たず静かに息を潜め、自分の分隊を生き残らせること。そして、夕食の時間にはシステムから忘れ去られるような「ありふれた戦死者」にだけは絶対にならないこと。

――だが、その計画は瞬く間に崩壊する。

連邦軍士官学校の下層キャンパスで、ホシノは思い知る。生き残るために必要なのは「才能」などではなく、飢え、泥臭い政治、果てしない忍耐、工程、そして――いつ牙を剥くべきかを見極める執念だということを。

容赦のない実戦授業、腐敗した権力構造、人間を叩き壊すために作られた学校文化。それらが、ホシノに「他者を頼る」という最も嫌う選択を強いる。
彼女は、他のどこにも居場所のない、扱いづらく、壊れ、危険すぎるワケありの候補生たちを泥の中から拾い上げ、のちに伝説となる「第144分隊」を築き上げていく。

そんな彼らに学校が下した次なる試練は、炎の嵐が吹き荒れ、軍の追撃手が解き放たれた熱帯雨林のデス・ワールド(死の惑星)での、3週間に及ぶ生存評価試験だった。

彼らは生き延びた。
――辛うじて。

そして迎えた最終試験。ホシノと7人の生存者たちに下された任務は、オリオン・アルファ星系へのありふれた護衛任務……のはずだった。配属先は、連邦軍駆逐艦〈雪風〉。

しかし、目的地で彼らを待ち受けていたのは、帝国軍による電撃的な総攻撃だった。
艦隊は崩壊し、宇宙港は地獄の屠殺場と化す。〈雪風〉は損傷し、退路を断たれ、敵の標的となった。艦長が倒れ、指揮系統が完全に麻痺したその時、学生たちは撤退戦の最中に、この満身創痍の宇宙戦艦を自らの手で奪い、動かすことを余儀なくされる。

激戦の果てに未知の宙域へ逃れた彼らは、本当の絶望を知る。
本当の地獄は、戦闘のその先にあった。

ポイント

総合ポイント 152
日間ポイント 0
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最高順位 [未取得]
評価ポイント 8052.6% ブクマ×2 7247.4%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 36+3(7日間)
36 34 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 80+0(7日間)
81 80 79 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 36 ±0 80 ±0
10/29 36 +1 80 ±0
10/28 35 +1 80 ±0
10/27 34 ±0 80 ±0
10/26 34 ±0 80 ±0
10/25 34 ±0 80 ±0
10/24 34 +1 80 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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