ハイファンタジー 完結・全50話

【第一幕】無垢なる太陽の欠け落ち / FALLEN SUN

星乃ふみ 2026/09/13 公開 2026/10/16 19:20 更新

あらすじ

「君の名前は?」
「名前なんて、俺にはねえよ」

すべてを持つ皇太子が、初めて自ら手を伸ばしたのは、名前すら奪われた少年だった。

❖ ❖ ❖

白磁と真鍮に覆われた天上界──高天原(たかまがはら)。

そこは中央演算アマテラスによって、生命も感情も管理された“完璧な楽園”。

次代の太陽として育てられた皇太子カケルは、何不自由ない暮らしを与えられながら、自分だけがどこか欠けているような感覚を抱いていた。

ある日、紙で切った指から流れた彼の血を、楽園は“異物”と判定する。

──なぜ、この世界は僕の血を拒絶する?

生まれて初めて抱いた疑念。
それはやがて、完璧だった世界に小さな亀裂を生んでいく。

一方、高天原の遥か下──廃棄物と泥に覆われた下層界では、一人の少年が死にかけていた。

すべてを奪われても、生きる意思だけは手放さなかった少年は、高天原への復讐を胸に泥の中を這い続けていた。

だが、彼がついに力尽きようとしたその瞬間。
絶対であるはずのアマテラスに、あり得ないシステムエラーが発生する。

何ひとつ自分で選んだことのない皇太子。
何ひとつ与えられず、自らの意思だけで生き抜いてきた少年。

本来なら出会うはずのなかった二人は、互いの孤独に触れ、やがて初めての「友」となっていく。

だが──完璧な秩序にとって、二人の絆こそが排除すべき“不具合(エラー)”だった。

友を守るため、カケルは初めて自らの意思で楽園に背く。

そして、その選択に呼応するかのように。
彼の内側で、アマテラスの演算さえ捉えられない異形の力が目覚め始める。

虚飾の楽園を壊すのは、“神の意思”か。
それとも──少年たち自身の“選択”か。

日本神話×スチームパンクで描く、二人の少年と「選択」を巡る神話SFファンタジー。

ポイント

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日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/26〜11/01(7日間)
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2 1 0 10/26 10/29 11/01
評価ポイント 0+0(7日間)
1 0 10/26 10/29 11/01

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/01 1 ±0 0 ±0
10/31 1 ±0 0 ±0
10/30 1 ±0 0 ±0
10/29 1 ±0 0 ±0
10/28 1 ±0 0 ±0
10/27 1 ±0 0 ±0
10/26 1 ±0 0 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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