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夕凪あすか 2025/05/03 公開 2026/03/14 21:00 更新
2030年。チェコのプラハにて、夜間パトロールをしていた世界最大の民間軍事警備会社“パラディン・セキュリティ”のヘリが何者かに狙撃された。弾丸は正確に機内にいたデータ統合戦略室長の頭部を貫通。半径五キロメートル圏内が徹底的に調査されたものの、どこにも狙撃した痕跡はなく、犯人の行方も分からないまま、調査は打ち切りとなってしまう。
移り行く世界、その中でも決して変わらない存在がいる。伊波レイ、彼女は生まれつき不老不死であり、同時に日本の非公式特務機関『八咫烏』のエージェントでもある。長い時間を過ごした彼女にはあらゆる知識と知恵、技術と技能が宿り、その力を求め、多くの者が彼女へ秘密の依頼を託す。特に世界の情報機関からは事実上の切り札として、その存在を認められるとともに、その存在を秘匿されてもいた。
各国情報機関の極秘依頼をこなす中、レイは世界の背後でうごめく謎の集団がいることを理解した。彼らは“グノーシス”と呼ばれ、巨大企業の共同体である“世界企業連盟”を影から動かし、南スーダンでは反政府武装勢力との戦いを大義名分としたパラディン・セキュリティが勢力を拡大、住民への医療支援や教育支援、紛争地の復興支援によって、世界企業連盟は多くの支持、そして膨大なデータを手に入れたのである...
※本編完結済みですが、外伝あるいは追加エピソード等が発生した場合は「活動報告」で予告します。
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