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磯辺川寺ゆう 2022/09/27 公開 2022/10/02 09:00 更新
建安25年(220年)3月、魏王 曹操 没す。
玉座に、ひとりの男。
手に、香の焚き込められたの絹が1枚。
その上に『魏王薨御』の4文字が記される。
王の死は、何事にも先置いて 秘するべき国家の大事。
漏らそうとする者は、処罰せぬわけにいかぬ。
しかし、後宮で、その香を用うる妃はただ一人。
愛する妻 甄夫人。
妻と処罰すべき罪の間に挟まれ、曹丕は心を悩ませるのであった。
一方、曹丕の弟 曹植は、皇帝となった兄に召喚される。
受け取ったのは、小さな包み。
洛水の畔で包みを広げる曹植。
それは、夢か幻か。
そこで彼が見たものとは・・・
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