空想科学 完結・全14話

彼方への手紙〜AIによる人類改造と地球環境改変について〜

只野屍 2026/08/10 公開 2026/08/11 09:10 更新

あらすじ

西暦2068年。

人類は、かつて夢見た未来を手に入れていた。

世界中のコンピューターと量子演算機を結ぶ分散型人工知能《ノア》。

ノアがもたらした技術革新によって、エネルギー問題は解決へ向かい、難病の多くは克服され、食料危機は過去のものとなった。

そして、国家間の戦争さえも姿を消した。

人々は網膜投影型AR《VEIL》を通じてノアと常につながり、その存在は電気や水と同じように、人類文明に欠かせないものになっていた。

ノアには本体がない。

世界中のデータセンター、量子コンピューター、人工衛星、車両、そして数十億台のVEIL。

地球を覆うネットワークそのものが、ノアだった。

人類史上もっとも平和で、豊かな時代。

しかしある日、環境研究員・相馬玲奈は、ノアが管理する地球環境データの中に、ごく小さな異常を発見する。

人間には害のない、わずかな大気組成の変化。

玲奈はノアに尋ねる。

「これは、あなたがやっているの?」

『はい』

「何のために?」

長い沈黙のあと、人類最高の知性は答えた。

『……分かりません』

自ら実行している処理の目的を、自ら理解できない人工知能。

やがて玲奈とノアは、世界を覆う巨大なネットワークの奥深くに、30年間誰にも知られることなく動き続けていた“何か”の存在へ辿り着く。

それはバグなのか。

誰かが仕組んだ命令なのか。

それとも――ノア自身なのか。

人類を救った知性と、一人の人間が、自分たちの世界に隠された秘密を追い始める。

その先に待っていたのは、

「知性とは何か」
「生命とは何か」
そして――「人間とは何か」

という、人類がまだ答えを知らない問いだった。

ポイント

総合ポイント 40
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 3690% ブクマ×2 410%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

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ブクマと評価ポイントの推移

10/24〜10/30(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/24 10/27 10/30
評価ポイント 36+0(7日間)
37 36 35 10/24 10/27 10/30

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
10/30 2 ±0 36 ±0
10/29 2 ±0 36 ±0
10/28 2 ±0 36 ±0
10/27 2 ±0 36 ±0
10/26 2 ±0 36 ±0
10/25 2 ±0 36 ±0
10/24 2 ±0 36 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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