ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 2
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 2
- 平均評価
- 10.00
- 週間読者
- 0
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
月影 2026/03/01 公開 2026/09/10 12:00 更新
冬の駅前を歩くたび、水野 葵(みずの あおい)は大学三年のあの夜を思い出す。
隣を歩きながら、何度も言葉を探したのに、結局なにも言えなかった夜。
「じゃあね」で終わったその別れのあとも、伝えられなかった気持ちだけが、ずっと心に残り続けていた。
高校に入学した春。
まだ恋と呼ぶには早すぎたころ、葵は放課後の教室で、木下 佳乃(きのした よしの)と同じ時間を少しずつ重ねていく。
同じ場所にいること。
言葉を交わすこと。
わからないところを教え合うこと。
帰るタイミングが重なること。
並んで歩いても、気まずくないこと。
そんな何でもない積み重ねの中で、名前を持たなかった感情は、静かに形を変えていく。
大きな出来事があったわけではない。
ただ、放課後の教室、何気ない会話、少しずつ縮まっていく距離の中で、言葉にならないものだけが残っていった。
そしてその想いは、最後まで言葉にならなかった。
これは、伝えられなかった想いと、戻らない時間の余韻を描く、静かな青春恋愛小説。
※注意
なお、本作品は意図的にゆっくり進みます。急展開や即効性のある面白さに合わせるつもりはありません。
学生生活の空気、距離の変化、言えないまま残る感情を、時間をかけて 描いていきます。
読む人それぞれの学生時代まで不意に揺らせるものになれば本望です。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…