空想科学 短編

AI社員と幽霊の恋愛相談は、心理士の専門外です。

十字路 2026/08/27 公開 2026/08/27 19:10 更新

あらすじ

人間の相談に乗りたくて心理士になった。

それなのに、ある日相談室へやって来たのは、人間の女性社員・田中さんと、男性型AI社員・ミナトさんだった。

二人の相談内容は、

「昨日、残業中に幽霊を見ました。」

しかも、どういうわけかAIであるミナトさんまで怖がっている。

そして私には、その幽霊本人が普通に見えていた。

三年前に事故で亡くなった元社員・佐伯美緒さん。
生前、仕事以外にこれといった趣味もなく、死んだ後も何をすればいいのか分からないため、今日まで毎日会社へ出勤しているらしい。

さっさと成仏してほしい。

ところが私と関わったせいなのか、田中さんだけでなく、なぜかAIのミナトさんにまで幽霊が見えるようになる。

さらに、

「私、この人好きです! ミナトさんの推し活します!」

幽霊がAIに惚れた。

その数日後。

「私に恋愛感情は理解できるのでしょうか?」

今度はAIから恋愛相談を受けることになった。

恐怖とは何か。
恋愛感情とは何か。
意識とは何か。
身体を持つことと、「感じる」ことにはどんな関係があるのか。
昨日の自分と今日の自分が同じだと、一体何をもって証明するのか。

人間には意識がある。
AIは人工物である。
幽霊は死者である。

そう分ければ簡単だったはずなのに、三者を見れば見るほど、その境界線はぼやけていく。

私は人間専門の心理士なのだ。

AIと幽霊の恋愛相談など、どう考えても専門外である。

近未来の会社を舞台にした、お仕事コメディ×哲学SF。

問い:さて、この小説の文章はどこからがAIで、どこからが人間でしょう。


※本作はカクヨムにも掲載しています。

ポイント

総合ポイント 72
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 6894.4% ブクマ×2 45.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

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ブクマと評価ポイントの推移

10/27〜11/02(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/27 10/30 11/02
評価ポイント 68+0(7日間)
69 68 67 10/27 10/30 11/02

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/02 2 ±0 68 ±0
11/01 2 ±0 68 ±0
10/31 2 ±0 68 ±0
10/30 2 ±0 68 ±0
10/29 2 ±0 68 ±0
10/28 2 ±0 68 ±0
10/27 2 ±0 68 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

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