ポイント
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
読者の反応
- ブクマ
- 8
- 感想
- 0
- レビュー
- 0
- 評価者数
- 2
- 平均評価
- 10.00
- 週間読者
- 257
ブクマと評価ポイントの推移
日別の値
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
総合ランキングの推移
順位を読み込んでいます…
ころもぐら 2026/10/17 公開 2026/10/30 22:30 更新
「一枚余ってるんだけど、行かない?」
休日は一人で知らない街を歩く。それで十分楽しかった俺、三原航平を水族館へ誘ったのは、隣の席のギャル・藤崎莉緒だった。
明るくて、おしゃれで、友達も多い彼女。でも、そのチケットは、片想いの先輩を誘うために買ったものらしい。
告白できないまま、先輩には恋人ができたという。
俺が誘われた理由は分かっている。水族館にも興味があったし、余った一枚を無駄にすることもない。だから、一緒に出かけるだけのつもりだった。
ところが、学校では見慣れた彼女が、私服で待ち合わせ場所に現れると、うまく言葉が出てこない。
道を間違えて二人で笑い、同じ水槽の前で足を止める。写真を撮れば距離が近すぎて、昼飯を食べれば「こういうの、初めて」と照れくさそうに笑う。
その帰り道、彼女が見せてくれた手帳には、こんな見出しがあった。
『彼氏としたいこと』
違う味のアイスを交換する。
私服を一緒に選ぶ。
一日が終わる前に、次の約束をする。
「今日、楽しかったから。そこはいいかなって」
そう言って、水族館の項目にチェックをつける彼女と、少しずつ手帳の憧れを叶えていくことになる。
けれど、一つ予定を終えるたび、俺は次に会う理由が欲しくなった。
彼女が思い描いていた相手は、俺じゃない。
それでも、次の待ち合わせで彼女を見つけるのは、俺でありたい。
失恋したギャルと、誘う勇気のない男子。
「したかったこと」から始まる、不器用で甘い青春ラブコメ。
日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。
「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。
順位を読み込んでいます…