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鶴舞麟太郎 2022/08/11 公開 2022/08/30 18:27 更新
母妹とともに非業の最期を遂げた主人公。なぜか生まれたときに巻き戻された彼が、家族の安寧と、叔父への復讐のために奮闘する物語。
安房・上総の国主である、梅王丸こと里見義重は、今、最期の時を迎えようとしていた。叔父にして義兄にあたる里見義頼率いる反乱軍との戦いに敗れたのだ。国内の残る拠点は、本拠の佐貫城のみ。国外からの援軍のあてもない。落城は時間の問題である。家臣の命が無駄に失われることを惜しんだ義重は、自分の命と引き替えに、城内の将兵の助命を願う。その願いに対する、叔父の答えは「義重とその母、妹が命を捨てるなら、その他の人間の助命を認める」という、過酷なものだった。
目の前で母と妹を見送った義重は、叔父を恨みながら自ら十文字に腹を切り、命を絶った。数え14歳(満12歳)であった。
……ところが、次に意識を取り戻したとき、彼は自分が大変心地よい場所にいることに気付く。いぶかしみながら微睡む生活をしばらく続けた後、その生活が急転する。彼はまた、この世に生まれ落ちることになった。しかも同じ梅王丸として。
「今度こそ母と妹を守り、敵である義頼を討つ!」そう決意した、梅王丸:義重は、人生の繰り返しの輪に突入する。
※年齢は数え年で書いています。
※里見義重の生年は1,568年(永禄11年)に設定しました。
※里見義頼は義弘の弟説を採用しています。
※後北条氏は基本的に『伊勢』と記述します。
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