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喜多川 理礼 2025/10/23 公開 2025/10/27 16:32 更新
魔法使い集団「彩羊団《エテル・シープス》」に所属する少年シャルクは、彩羊団を名乗り悪事をはたらく敵「偽者」を追って南方の街ウィスカハルを訪れる。
しかし、偽者はあっという間に逃げ去って捕えることはできなかったうえ、近くの村で事を起こしたと見え、湖のそばの小さな村が妖しい魔力の霧に包まれていた。シャルクは彩羊団の一員として、村で出会った少女リナリアとともに事態の解決を目指す。
強敵を倒すためリナリアの魔法石を借りたシャルクだったが、魔法石が力を発揮した裏側には、奇跡のように繋がったストーリーが隠されていた。
さて、シャルクの勝利には魔法石が大きく貢献したが、彼もリナリアもその力の秘密をまだ知らない。実は五十年前に陰陽師の少年が命を捧げて作った魔法具であり、五行の相生《そうせい》の順で各属性の魔力に触れると強大な魔法を発動できるものだった。その日、魔法石は火の魔法を使うシャルクから、土を掘る悪魔を左手に宿した泥棒の少年、金の錬成を目指す錬金術師、湖の水を浄化するエルフ、森の木の声を聞くエルフの手を経て再びシャルクの元へ戻ってきており、奇跡的に魔法の発動条件を満たしていたのであった。
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