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間宮芽衣 2026/03/22 公開 2026/03/22 07:20 更新
「俺が真実の愛の相手であるマリアと幸せになる為には、お前を殺すしかないんだ…!!」
──夫に久しぶりにデートに誘われて路地裏で短剣を突き立てられた瞬間。
私は伯爵家に嫁いだ翌年に巻き戻っていた。
その年は確か彼がマリアという女性と浮気し始めた頃である。
ところが。
何故か目覚めたベッドの端には知らないおばさんが突っ伏していた。彼女はガバッと顔を上げた。
「私、あなたがぶっ刺された路地裏のすぐ隣の肉屋でソーセージを買ってた平民です。どうやら私も一緒に巻き戻ったみたいです。
あなたの夫、浮気してたのね!本当クソ野郎だわっ!──私が破滅させてやる。」
初対面のおばさんが私以上にキレていた──。
おばさんの夫への制裁はどんどんエスカレートしていった。
最初は平民。次は商人。
気づけば貴族まで巻き込み──。
ついには国家規模の騒動になった。
誰かがボソリと言った。
「確かにその夫、不倫してたかもしれないけど、おばさん、何も関係なくね?浮気された伯爵婦人は何してんの?」
一方私は離婚届を置いて遥か遠くの土地まで逃げていた。
ところが、おばさんは頼んでもいないのに夫に制裁を加えるべく、ジリジリと追い詰めていた──。
「浮気野郎には社会的制裁を加えるのが、私の正義よ!!」
殺された本人以上にキレまくり、相手を破滅に導く最恐のおばさん、爆誕!!
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