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みつばち 2020/08/14 公開 2020/08/14 19:00 更新
何のために生きているのだろうか、そう感じることが多々あった。ギリギリ生活することができるだけのアルバイトをし、家に帰っては、シャワーを浴び、寝る。起床し、飯を食って出かける。そんな毎日に、僕は何を生きがいにして、生きているのだろうか。高校2年の俺は、学校にも随分と、行っていない。学校に行ってもやりたいことなんかない。学校に行くよりはバイトをして、妹に少しでも楽をさせてやりたいと思った。そうだ、僕には妹がいたのだ。妹の優さえいれば僕は生きる希望を失わない。きっとこれからだって頑張っていけるそんな気がした。優は病弱だった。学校に行けてたのは小学校1年生の3か月程度だけ。学校に行っていたとしたら中学2年生ぐらいなのだろう。俺が中学の時、優はよく俺に、「学校楽しい?」と、聞いて、俺に学校の話をしていた。しかし2年前両親が死んでから学校に行っていない。高校の入学式が終わった数日後だった。優が入院できるようにと思い、アルバイトを始めた。これがアルバイトを始めてきっかけだった。優には学校の話ができなくなってしまった。その代わりというわけではないが、毎回お見舞いに行くときに、本を一冊買っていった。優は毎回ものすごくうれしそうな顔して「ありがとう」と、言った。ジャンルはばらばらだったから、続きが気になっている本もあったかもしれないが、優は特にこだわらなかった。
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