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紙屋シキナ 2023/08/08 公開 2023/09/12 23:29 更新
2012年12月24日東京都渋谷区道玄坂から物語は始まる。
日本で観測史上初の始祖吸血性体による大量虐殺が発生。それは後にエンドクリスマスと呼ばれ、人の血肉を求めて、跳梁跋扈する吸血性体の存在を世間に知らしめた。
それから8年ーー。
エンドクリスマスを命からがら生き延びた一人の魔術師見習い、不動エイジは過去のトラウマを憎悪に変えて、今日も魔術向上に心血を注いでいた。
そんな時分、エイジが通う魔術学校の学長でもある父親、雄朔から妹である、アリスの訃報を聞かされる。
一体のオートマトンを、日本に運ぶ道中の飛行機墜落事故だったらしい。
葬儀の最中、アリスが運ぶ予定だったオートマトンが学校に到着。アリスの遺品だと勘違いしたエイジが棺を開けると、それは単なる無機質な魔道武器などではなく、少女の形をしたアンティークドールにも似た、奇妙なオートマトンであった。
やがてそのオートマトンは意思があるかのように喋りだす。
「ここは……? 何でここにお兄ぃが?」
そのオートマトンには死んだはずのアリスの霊魂が宿っていたのだ。
一方でエンドクリスマスにて大量のエネルギーを消耗し休眠期に入っていた始祖吸血性体。
その身柄を研究目的で確保した魔道法政会直下の組織、管理局は覚醒の日が近いことを察知、警戒する。
と同時に、その囚われの主を奪還すべく三人の眷属達が動き始めていた。
※この作品は「ノベルアッププラス」にも掲載しています。
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