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石田おきひと 2021/04/28 公開 2021/05/12 12:00 更新
「残念な結果となりました。公男《きみお》君の恋愛力はたったの五しかありません。この先、とてつもなくモテない人生が彼を待っていることでしょう」
恋愛力たったの五――同年代の百分の一以下という驚異の数値を叩き出したその日から、この僕・盛岡公男の人生は一変してしまった。
親には泣かれるわ、医者には憐れまれるわ、まるで末期の重病人みたいな扱いを受ける始末。
しかし、悪いことばかりではない。
なんと、僕の恋愛力を改善するために、四名(うち男一名)ものクラスメイトたちが、僕との擬似的な交際を申し出てくれたのだ!
「ずっと辛かったよねモテなくて。ごめんね、気づいてあげられなくて」
「よく今まで無事に生きてこれたわね彼女もなしに……」
「キミに足りていないのはオ【自主規制】だ。これから一日三回オ【自主規制】をしたまえ」
「ボク男だけど、公男のことは好きだから大丈夫だよね?」
擬似彼女(うち男一人)たちから心底同情されつつ、僕は仮初のリア充ライフを満喫するのだった。
……あの、死なないよね?
なんだか僕まで不安になってきたんだけど?
これは、超絶非モテが『愛』を知る物語。
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