パニック 完結・全10話

死体を数える部屋――地震で崩壊した避難所。十三人が閉じ込められ、翌朝、死体が一つ増えていた。

アコンプリスの人 2025/11/13 公開 2025/11/14 18:24 更新

あらすじ

 巨大地震により、市の指定避難所である旧総合体育館が崩落した。

 地下の備蓄室に閉じ込められたのは、市役所危機管理課の楢崎航、看護師の藤咲真帆、消防士、記者、元警察官、高校生、小学生、そして記憶の一部が曖昧な青年・高城ユウを含む十三人。

 救助を待つため、楢崎は生存者の名前を黒板に書き出す。

 だが、隣の器具庫に並べられた遺体を数えたとき、彼らは異常に気づく。

――
楢崎航――市役所危機管理課職員。避難所の安全を確認した責任を抱える男。
藤咲真帆――看護師。冷静に負傷者を救護するが、過去の災害現場での選別を悔いている。
沢村蓮――消防士。脱出口探索を担う、現場判断に優れた男。
砂原舞――フリーライター。避難所の補修不正と過去の事故を追っていた。
結城蒼太――地震工学専攻の大学院生。崩落構造と旧実験室の異常に気づく。
片桐周――元警察官。疑心暗鬼の中で秩序を保とうとするが、過去の取調べに悔いがある。
御子柴怜――IT企業勤務。監視カメラと非常電源を解析し、死体の謎に迫る。
高城ユウ――記憶の一部が曖昧な青年。避難所に存在してはいけない可能性を持つ。
北條克己――地元建設会社の社長。避難所の補修工事に関わった一族の人間。
田所美津子――避難所の管理責任者。過去の未収容者名簿を知る人物。
三輪シオリ――高校一年生。母と祖母が追っていた避難所の過去に向き合う。
小机タケル――小学生。大人たちが見落とす人数の違和感に最初に気づく。
駒田宗一――元理科教師。旧防災実験室と高城悠一の過去を知る老人。

 生きている者は十三人。
 死体は十四体。

 しかも翌朝、死体の手首には番号が書かれていた。
 一、二、三、四――。
 そしてその死体は、なぜか生存者たちの傷跡や秘密と対応し始める。

 これは殺人なのか。
 災害の中で起きた集団錯覚なのか。
 それとも、この避難所が過去に消した“数えられなかった死者”たちの記録なのか。

 出口のない地下で、十三人は選ばされる。

 誰を先に救うのか。
 誰を残すのか。
 そして、名前を消された者たちを、もう一度数え直せるのか。

ポイント

総合ポイント 14
日間ポイント 0
日間ランクイン [未取得]
最高順位 [未取得]
評価ポイント 1071.4% ブクマ×2 428.6%

日間ポイントは、なろうの18〜19時ごろの集計値です。

読者の反応

ブクマ
2
感想
0
レビュー
0
評価者数
1
平均評価
10.00
週間読者
0

ブクマと評価ポイントの推移

10/29〜11/04(7日間)
ブクマ 2+0(7日間)
3 2 1 10/29 11/01 11/04
評価ポイント 10+0(7日間)
11 10 9 10/29 11/01 11/04

日別の値

新しい順・下の段は前日比
日付 ブクマ 評価P
11/04 2 ±0 10 ±0
11/03 2 ±0 10 ±0
11/02 2 ±0 10 ±0
11/01 2 ±0 10 ±0
10/31 2 ±0 10 ±0
10/30 2 ±0 10 ±0
10/29 2 ±0 10 ±0

「全期間」は直近30日分までを表示します(リアルタイム表示では、これに現在値が加わります)。

総合ランキングの推移

順位を読み込んでいます…